散らかった部屋は脳に悪影響

  • 「部屋が散らかりすぎ」が脳に与える悪影響を及ぼすことがあります。掃除が全然行き届いていない、ものが溢れて散らかりすぎている・・・そんな人は要注意です。「何故かストレスがたまる」「作業に集中出来ない」といった悩みはありませんか?もしかすると、その片付いていない部屋が原因かも知れません。そこで今回は片付けが苦手な人でも実践できる«片付け術»をお伝えします。まず、部屋が片付いていない事が本当に良くない理由があります。
  1. さがし物に時間がかかる
  2. 散らかった環境は「ストレス」や「不安」といった«ネガティブ»な影響をもたらす
  3. 脳は元来「秩序(整った状態)」を好むため,周囲の環境が「無秩序(散らかった状態)」だ     と脳に負荷がかかってしまう
  4. 必要以上に視覚が刺激されることが脳の負担になり集中力が低下してしまう

この4つの理由です。確かに部屋が汚れていていい気分になる人はあまりいません。また、「多少汚れていても気にならない」という人でも知らず知らずのうちに不利益を被ってしまうこともあります。散らかった環境を整理することで集中力と情報処理能力が改善し、仕事の生産性が高まると言われています。部屋を片付けて整理整頓することで大切なことに使える時間やお金、体力や注意力が増大します。部屋が整っていると探し物に時間が取られることも少なくなり、作業など行う時にスムーズに取りかかることも出来ます。そして、部屋を散らかさないようにすることを意識することによって物を増やさないことにもなります。片付けて自分の取り巻く環境を作り変えれば幸福な人生の大逆転もあるかもしれません。まずは«マインド»から変えていくことが大切です。この時の意識を一瞬で変えることがポイントです。片付けを素早く終わらせるには完璧に『捨てる』ことです。それで貼は、具体的に何を捨てていけば良いのでしょう。

【あなたが「真っ先に捨てるべき」5つのもの】

〈1〉触った瞬間ときめきを感じないものを捨てるか残すかの判断を心がときめくかどうかで決めましょう。「なくても困らないもの」は思い切り捨てて「自分を幸せにしてくれそうだな」と感じたものは残すということです。これは、直感的な判断となります。ひとつひとつ手に取って触れ、何を感じるか自身の心と会話してみましょう。本棚にいらない本はありませんか?壁にかかっている絵は今もパワーをくれますか?

〈2〉今使ってなくてそれほど高価でないもの再調達コストがかからないものは処分しましょう。「今使っていないけれど将来どこかで使うかも」片付けの上でつまづく問題です。金額はご自身に見合う金額を決めて判断するのも良いでしょう。要は使う機会が極端に少ないもしくはほとんどなくそれほど高価でないものは、思い切り捨ててしまいましょう。数千円で買ったもののほとんど使っていない調理器具など、ありませんか?

〈3〉もし失ったとしても買い直さないものいったん捨てたとしてこれを買い直すか?などと自問してみましょう。そうすることで本当に必要なものかどうかがわかります。リピート購入したいと思わないものは必要性の有無を疑ってみても良いでしょう。例えば、仕事用のボールペン。お気に入りは1本だけだったりしませんか?予備用も含めて他に2~3本あれば残りはいらないかもしれません。

〈4〉長期旅行に行く時に持っていかないものを処分してみましょう。1ヶ月くらい旅行に行くと過程して、何を持っていきますか?ご自身に問いかけてみてください。そうすることで必要なものを自然に選べるでしょう。例えば、タンスにたまりがちなTシャツ。長期旅行に行く時はきっとお気に入りのものを厳選するはずです。つまり、その他の選ばれなかったTシャツの中に実は捨ててもそれほど困らないものがあるかもしれません。

〈5〉購入日に戻れるとしたら買わないものは捨てましょう。「あの日に戻れるとしてこれを買うだろうか?」こう自問することも効果的です。もし、そこまで買いたいと思わないとしたら«捨てる»ことを検討する対象となります。ノリで購入してみた福袋の中身、バーゲンセールで衝動買いしてしまった洋服など部屋を見回してみると以外とあると思います。

最後に片付けのスタートは『捨てる』ところから。はじめの一歩として部屋の中を見渡してさっそく今日、何か一つ手放してみましょう。

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